Evemの評判について、マネジメント研修を提供する企業の視点から徹底的に解説

Evemの評判について、マネジメント研修を提供する企業の視点から徹底的に解説
目次

EVeMとは?株式会社EVeMの概要と特徴

株式会社EVeMはどんな会社?

EVeMを提供しているのは、株式会社EVeM代表取締役社長:長村 禎庸)です。

Evemの根幹にあるのは、「マネジメントは才能ではなく、誰でも習得可能な技術である」というCEO・長村 禎庸氏の経営哲学です。

同社は、2020年8月の設立以来、高成長企業が直面する組織課題に特化した「マネージャーイネーブルメント事業」を展開しており、抽象的なリーダーシップ論ではなく、組織の成果に直結する実践的な「マネジメントの思考進化」を支援しています。

代表取締役社長である長村 禎庸氏の思想に基づき、属人化しがちなマネジメントを言語化・体系化し、全社共通のOSとして実装することを目指しています。

詳しくは長村氏が書いているnoteをご覧ください。
本記事では、マネジメント研修を提供している企業の視点から、サービスを客観的に解説していきます。


【スライド約300枚】ベンチャーマネージャーのマニュアル|長村禎庸@EVeM

「マネジメント100の型」を体得するPIVOT x EVeMワークショップ参加者募集中📣    「マネジメント100の型」技術を体得する 〜EVeM × PIVOT 共創ワークショップ〜 | 株式会社EVeM   ベンチャー企業の経営者、ミドルマネージャー、リーダーを対象にマネジメント能力向上を支援するトレーニングプログラムを提供して   www.evem-management.com       本マニュアルの概要 本マニュアルは、「ベンチャー企業のマネージャーに必要な行動の型・知識」を、私のマネジメント・経営の実践経験、及び様々なベンチャー企業の経営アドバイザーとして観

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【EVeMが提供しているサービス】

  • EVeMマネジメントパートナー(法人向け):マネージャーの実務課題の解決を伴奏する業務支援サービス
  • Emo(個人向け):集合型マネジメントサービス
  • マネジメント16タイプ診断

今回は3つあるサービスの中でも、特にEVeMマネジメントパートナーについてご紹介していきます。

EVeMマネジメントパートナー(旧称:マネ型)の提供価値とサービス構造

EVeMの中核サービスは、「EVeMマネジメントパートナー」(旧称:マネ型)です。
これは、単なる組織コンディションの可視化(診断)に留まらず、その後のマネージャーの「行動変容」までを一貫して伴走する業務支援サービスです。

EVeMマネジメントパートナーは、以下の3つの要素を組み合わせることで、マネージャーの行動変容と組織への定着を実現します。

1. 「マネジメント100型」

マネジメントを誰でも習得可能な技術として捉え、長村氏のノウハウを体系化・言語化した100個の「型」が根幹にあります。

この「マネジメント100の型がバズったことでEVeMのことを知った」という方も多いのではないでしょうか。実際にEVeMマネジメントパートナーでは、この型を全社で標準化することにより、マネージャーの経験値に依存しない安定した組織成果を生み出すことが可能な支援を行なってします。

2. 継続的な伴走型1on1サービス

100の型をベースに、マネージャー個別の業務課題を解決するために継続的に実施される伴走型業務支援サービスです。
スポット研修ではなく、現場での実践を重視しており、マネージャーの行動を意図的に変容させるため、以下の3ステップを循環させます。

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1. 課題設定 (Goal Setting)

(EVeMマネジメントアカデミア「5分でわかるEVeM」)

マネージャーが抱える「業務課題」(例:メンバーの離職懸念、目標未達など)と、その課題を解決するために必要な「マネジメントの型」を明確に定義するステップです。

マネージャー自身の抱えている課題をそのまま課題設定にせず、その課題がそもそも課題なのかという疑いの部分から入るため、マネージャー自身が気づいていなかった本質的な課題を認知することができます。

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2. アクション (Execution)

(EVeMマネジメントアカデミア「5分でわかるEVeM」)

ネクストアクションとして、設定した課題に基づき、マネージャーが「現場で実際に行動すべきこと」を100の型を用いて、2週間に1回、1on1(EVeMトレーナーとマネージャー自身)で具体的に計画に落とし込んでいきます。

例えば、「来週の1on1で、『〇〇という型』を使ってヒアリングを行う」のように抽象的なものでなく、誰が見てもわかる具体的なタスク(日時、対象者、話す内容)に落とし込まれます。

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3. やり切る (Commitment)

(EVeMマネジメントアカデミア「5分でわかるEVeM」)

そして最後は、計画したアクションを「やりきる」フェーズに入ります。
次回の1on1で「必ず実行したか」をトレーナーと共に振り返り、フィードバックを受けます。

行動そのものに対する評価ではなく、「やり切ったこと」から得られた学びや成果に焦点を当て、次の課題設定へと繋げます。

これにより、実践的な行動変容と定着化を強力にサポートし、知識を「使える技術」へと昇華させることが可能になっています。

3.EVeM AI

マネジメントパートナーのサービスフローの中では、AIが組織データや対話内容を解析し、最適な型やアクションを提案するAIによる支援も提供しています。
AIがマネージャーの意思決定を効率化し、データに基づいた最適な行動指針を提示することで、マネジメントの精度を向上させます。

【ポイント】

このようにEVeMは、単なる組織サーベイツールではなく、経営者から現場マネージャーまでが「マネジメント100型」で一貫した共通のマネジメントを浸透させられるのが最大の特徴です。

EVeMの強みとしては、マネジメントの優先順位を動的に調整し、戦略的な判断のブレを速やかに解消することに特化しており、緊急度の高い課題を持ち、方向性を迅速に統一し、短期的な実行力を担保したい企業に最適です。

一方で、多くの成長ベンチャー企業が掲げているMVVや行動指針の浸透を目指している企業にとっては、マネジメントの決められた型を導入するだけでは形骸化する可能性があります。そのため、各社の「カルチャー」に沿って「自社にとってのマネジメントの型」を徹底的に浸透させるアプローチをとることで、MVVや行動指針の浸透を行うことができます。

簡単にお伝えすると、

●EVeMは、『体系化された「型」でマネジメントを統一する』

●マネディクは、『マネジメントの考え方を元に、自社特有のマネジメントの型を作る』

ことに特化しています。

弊社がご提供している成長ベンチャーに特化した組織構築プログラム「マネディク」では、

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マネディクの特徴

  • 一方的なルールではなく、「なぜやるのか」という共通言語を作る
  • モチベーションに依存せず、かといって感情を否定もしない「行動基準」を定着させる
  • 経営と現場の結節点となる「マネージャー」自身を強くする

このようなアプローチで、成果に向けて自走する文化づくりを徹底的にサポートします。
少しでもご興味ある企業様は、以下からサービス資料をダウンロードして、導入をご検討ください。

EVeMに関する良い評判・口コミ

ここでは、実際に導入した企業の経営者や、現場で効果を実感した方の声をご紹介していきます。

1. 組織全体が一体になって目標に向かえる体制が構築された

阿吽の呼吸から卒業し、マネジメントを“技術”として共通言語化することで、組織に揺るがない『羅針盤』が誕生した

「阿吽の呼吸」マネジメントから卒業し、EVeMの「型」を共通言語として導入。戦略を言語化・共有したことで、全社員が会社の重点目標への貢献を意識し、部門を超えた推進力が格段に向上した。

(引用元:“阿吽の呼吸”が通用しない中、「マネジメントの技術」はどう効いたか | EVeM導入事例 株式会社find様

2. 組織全体の推進力と「人が育つ会社」の土台が築けた

「中間層のマネジメント課題が解消に向かい、事業を成長させるための共通言語が誕生した」

トップとメンバーをつなぐ中間マネージャー層の不足が課題でしたが、経営層からマネジメントの「型」を共通言語として導入することで、「望ましいマネジメントのあり方」が経営陣全体で共有されました。結果、現場の戦略策定がスムーズになり、社員の「学び変化する」姿勢を組織全体で応援できる環境が整備され、力強い組織運営の土台が築かれました。

(引用元:“変化”を支える組織であり続けるために。 未来の中間層を支えるべく、経営が向き合ったマネジメントの再定義 | EVeM導入事例  スタディプラス株式会社

3. 人間関係の悩みがマネジメントによって解決した

「『友達組織』からの脱却と、メンバーの才能を開花させる『型』の獲得により、急拡大に耐えうる持続可能な組織へと変貌した」

社員数20名段階で「友達組織」の限界とマネジメントの壁に直面し、不適切なフィードバックでメンバーの才能を活かせない課題がありました。EVeMの「型」を導入し、組織構造を「構造型組織」へ移行、ミドルマネジメントを配置。結果、感情論ではない適切なマネジメントが実現し、社員数の急拡大に耐え、メンバーの成長と才能を最大限に引き出す組織の素地が固まりました。

(引用元:メンバーの才能を開花させたSHEの急拡大 | EVeM導入事例 SHE株式会社

良い評判での共通点は、「マネジメントの不確実性の払拭」です。

「阿吽の呼吸」「友達組織」「感情論」といった属人的で再現性の低いマネジメントから脱却し、「技術として共通言語化された型」を導入したことで、組織の推進力が格段に向上しました。
これにより、社員は「何をすれば成果・成長に貢献できるか」が明確になり、迷い(タイムロス)が減り、自律的な行動が促されています。

どのような課題を抱えている企業におすすめか

ここまでのパートで、EVeMの特徴や口コミ・評判の解説をしてきましたが、これらを踏まえてEVeMマネジメントパートナー研修がおすすめの企業をご紹介します。

EVeMの導入に悩まれている経営者・人事担当の方はぜひご覧ください。

EVeMの導入をおすすめする企業

以下のような特徴の企業はEVeMの導入をおすすめします。

これまで紹介してきたように、EVeMは「マネジメントの戦略的優先順位を明確化し、組織フェーズに応じた実行力をロジカルに担保するサービス」です。

そのため、スタートアップやベンチャー企業のように、成長スピードが速く、マネジメント層の育成が追い付いていない状況にある企業に、EVeMのサービスは強力にフィットします。

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【EVeMがおすすめの企業】

  • マネジメント言語の共通化で組織としての一体化を高めたい
  • 現場の課題解決をリードし、組織目標を達成できる管理職を育てたい
  • 社員のエンゲージメント向上を具体的なアクションで可視化したい

また、EVeMの他にも、成長ベンチャー企業に特化した研修として、弊社が運営しているマネディクがございます。

EVeMは、『体系化された「型」でマネジメントを統一する』ことに強みがあり、マネディクは、『300社以上の成長企業のご支援から体系化したマネジメントの考え方を元に、自社特有のマネジメントの型を作る』ことに強みを持っています。

ご興味ある企業様はぜひ以下からサービス資料をダウンロードし、ご検討ください。


川﨑 俊介
記事を書いた人
川﨑 俊介

新卒で当時6期目(60~70名規模)の株式会社ジーニーへ入社。入社後3年間でリーダー、マネ―ジャー、部長とマネジメント経験を積み、入社後4年目で事業責任者兼執行役員に就任。組織も300名を超え、グロース上場を経験。 その後海外事業など含む複数事業の責任者、常務執行役員を経て、2022年に取締役に就任。経営企画や人事などコーポレート領域も管掌。組織規模としても1000名を突破。 2024年4月に独立し、個人で人事・経営コンサル業も成長企業に対して実施しつつ、同年12月にマネディク株式会社CEO/アクシス株式会社取締役COOにも就任。

管理職育成の理想を実現するサービス「マネディク」